12R  優勝戦

唐津における今年初の記念「GⅠ全日本王者決定戦（開設58周年記念）」の優勝戦が23日、第12Rで行われた。瓜生正義、今垣光太郎といった昨年の賞金王決定戦出場メンバーを向こうに回し、地元・深川真二が予選～準優を7戦5勝でトップ通過し1号艇に。2連単の最終オッズは①③が3.2倍、①②が4.3倍だった。ピット離れで驚かされた。2号艇の今垣が1号艇の深川を完全に置き去りにしてイン奪取。右横風4mの中、213/456でスタート。ゼロ台スタートで攻めた菊地孝平は瓜生の伸び返しが壁になり差しに変化。その間にイン今垣が先マイ。深川の早差しは舟が浮き、濱野谷憲吾と菊地がBS今垣の内に迫ったが、2Mまでに今垣が振り切って決着。2番手は2M全速で菊地が抜け出したが、これに瓜生と深川が食らいつき、最終ターンで
4番手から切り返した深川を菊地と瓜生が差し、3艇横並びでゴール。わずかな差で瓜生が2着、菊地が3着だった。一昨年のSGチャレンジカップに続き当地記念連覇の今垣は、これが30回目の記念Vとなった。