12R  優勝戦

初日にはSG覇者2人対トップルーキー・フレッシュルーキーという番組もあった「GⅡ唐津モーターボート大賞」の優勝戦が3月1日に行われた。優勝戦の1号艇には吉川元浩(兵庫45歳)が入り、好モーター31号機のパワーで人気に応え優勝した。地元からただ1人優出した峰竜太は、まくり差しで見せ場はあったが、道中4、5番手争いから転覆という結果になった。
優勝戦はスタート展示も本番も123/456の枠なり3対3。右横風2m、気温10度でスタート。機力は原田幸哉と一瀬明もトップ級だったが、その原田がコンマ25とへこみ気味。インの吉川がきれいな弧を描いたターンで快勝した。まくり差しの峰は原田に抵抗され、木下翔太が差して2番手。木下は原田や一瀬の追撃を振り切って2番手確保。
勝った吉川は昨年12月大村一般戦以来、通算74回目の優勝。GⅡ戦は07年びわこ秩父宮妃記念杯以来、通算2回目の優勝。SG、GⅠを含めたGⅡ以上のレースは通算19回目の優勝。唐津は約10年ぶり2回目の優勝で「唐津が好きになりました」と破顔一笑した。