12R  優勝戦

「ライブキャッチ杯」の優勝戦が3月31日に行われた。隣県長崎の中村亮太が「九州では唐津だけ優勝していないので頑張りたい」と29.8%モーターで1枠に座ったが、根っからのイン屋である鈴木幸夫がいて進入が深くなり、53.0%モーターの重野哲之(静岡38歳)が3カドの奇襲を成功させて一気のまくりを決めた。
優勝戦のスタート展示は1423/56だったが、本番は重野が3カドにして14/2356の2対4。気温18度、追い風5mでスタート。100m起こしだった中村もコンマ11の好スタートを切ったのだが、スリット付近からは重野の勢いが違い、グイグイと出て内2艇をまくった。中嶋健一郎が鋭いまくり差しで並びかけたが、バックで重野が振り切 り首位。この重野、中嶋で後続をちぎった。3番手の争いは2周1マークで別府昌樹が清水攻二をまくって決着。
勝った重野は今年初、通算では52回目の優勝。唐津では初優勝。