12R  優勝戦

オーバーエイジ枠を含めて21歳から32歳の面々で争われた「ルーキーシリーズ第16戦スカパー!第17回JLC杯」の優勝戦が9月14日に行われ、上野真之介（佐賀30歳）が10戦6勝で優勝するとともに、5月1日からの勝率を自己最高の7.99まで上げ、全選手中でもベスト10に躍進した。上野は2節前の下関優勝戦で、1枠ながらまくられてしまった一戦を気にしつつも、今節は下から3番目の7.6%機(まだ初おろし3節目)をしっかり仕上げ、地元格上のさばきを存分に見せた。
優勝戦はスタート展示も本番も123/456の並び。気温27度、向かい風5mでスタート。 カド仲谷颯仁が仕掛けたが内寄り勢に届かれた。イン上野が豪快に回ってあっという間の独走劇。堀本和也はまくって流れ気味、差しに入った仲谷と上條暢嵩は舟が浮き後退。アウトから差した竹井貴史がバックでグングン伸び2番手。上條は堀本を追い込み3番手。
勝った上野は今年2回目、通算では11回目の優勝。唐津ではデビュー初Vだった10年のイン逃げ以来14回目の優出で、8年2カ月ぶり2回目の優勝。