「九州スポーツ杯」の予選２日目は逃げ決着は２本のみ。初日に続いて荒れたレースは多く、岡部浩が２コース差しを決めた３Ｒは３連単で２７万超のビッグ配当が飛び出した。そんな中、初日を連勝で飛び出していた岡村慶太は５Ｒをまくり差しで勝利。３戦全勝で、オール２連対にまとめる奈須啓太とともにシリーズを引っ張っている。岡村は勝率が低いエンジンではあるが、高勝率ボートの後ろ盾もありターン回りを中心に好バランス。奈須は目立つほどではないが、初日に比べると底上げは図れている。福岡一般戦で優勝を飾り乗り込んできた渡辺浩司はオール舟券絡みで２節連続Ｖに向け着実に前進している。３日目は予選最終日を迎えるが、１８位の森永淳は２着２本で軌道修正を図ってはきたが「地元でこんなに出ていないのは久しぶり」で舟足は低調なまま。１７位の常住蓮は森永と比べるとましではあるが、パンチがある動きではない。準優進出戦を内枠で乗るためにも、少しでもパワーアップを図りたい。小池公生と前川守嗣は負傷のため帰郷。