12R  優勝戦

4日間のショートシリーズ「第11回領巾振山つつじカップ」の優勝戦が4月25日に行われた。今シリーズの2枚看板は茅原悠紀と菊地孝平。初日から波乱の多いシリーズではあったが、この両者はきっちりと優出し、茅原がポールポジションをゲット。菊地は4号艇となった。
優勝戦が近づくにつれて強くなった追い風は10メートル前後となり、ファイナルは9メートルの追い風、波高は10センチで安定板が装着されるというシビアなコンディション。3号艇の菅章哉が悪条件のなかでも節間初めてのチルト3度を選択し大外へ出て、進入は124/563の並びに。コンマ04のトップスタートを決めたのはその菅で、6コースから一気にまくりを決めて先頭に。茅原も必死の追い上げで肉薄したが菅が振り切って優勝を飾った。
勝った菅はことし3度目の優勝。今期はB2で戦っているが、勝負強さが光っている。4月の出走は次節の鳴門2日目まで。出走回数90走をクリアできる見込みでA1復帰を決める。