6日間開催の「西日本スポーツ杯」は3月18日に優勝戦が行われた。シリーズをリードしてきたのはエース機の宮地元輝だったが、5日目の前半レースで4着。5日目も連勝した益田啓司が3日目から6連勝でポールポジションをゲットした。
前半は穏やかだった追い風もやや強くなり、5メートルの条件でファイナルがスタート。展示は枠なりだったものの、本番はピット離れでバラついて135/246の隊形に。インから先マイした益田だが、4コースから差した宮地がバックで強烈に伸びて益田をとらえ、2マークは大競りに。絶好の展開となった4号艇の山田康二が大逆転で優勝を決めた。
運も味方に地元6回目のVを決めた山田。前期はA2となり記念戦線からは遠ざかっていたが、5月に若松で行われるSGオールスターでSG戦線に復帰する。