6日間シリーズの「第12回領巾振山つつじカップ」は4月19日に最終日を迎えた。混戦シリーズだったが、唯一オール3連対と安定感を見せた新開航が優勝戦の1枠。3号艇には2度目の優出で初優勝を狙う横田貴満がいて楽しみなファイナルとなった。
徐々に強くなってきた追い風は5メートル。進入に動きはなく枠なりでスタートし、新開はコンマ07のトップスタート。しかし、バラついたスリット隊形で中へこみとなりスタートを決めた6号艇の桑原悠がまくり敢行。それでも冷静に受け止めた新開がまくりを許さず、1マークを先取り。差しも許さずに逃げ切り優勝を決めた。
勝った新開の舟足は目立たなかったが、近況の好調ぶりそのままに駆け抜けて早くも今年V4。当地は初の優勝となった。