「G1唐津ダイヤモンドカップ」は31日、いよいよ最終日を迎える。準優を勝ち上がった精鋭6人が12Rでファイナルを争う。30日に行われた準優3番は、10Rは2号艇の吉川元浩がまくりで勝利。4号艇の馬場貴也が続いたが、3周1Mで茅原悠紀が逆転して2着。11Rはイン赤坂俊輔がタッチスタートから押し切り勝ち。最内差しで伸びてきた4号艇の濱野谷憲吾が2着。12Rは西山貴浩が順当にイン逃げに成功。3コースから握った片岡雅裕が、松山将吾の追い上げを退けて2着を守った。この結果、V最短の優勝戦1号艇を獲得したのは予選首位だった西山。昨年からのCMのモデルにもなったボートレース界のエンターテイナー。地元九州の水面ながら当地でのVはゼロ。当地初VをG1で達成するチャンスがやってきた。再度のイン逃げで多くの期待に応えてみせたい。