「第14回領巾振山つつじカップ」の予選最終日は安河内将と谷津幸宏が連勝とハッスル。初日の2着、3着から2日目以降を3連勝の安河内将は得点率9・80で首位通過を果たした。機力は対戦相手が警戒するほど力強く、まくり差しで3勝目を挙げた12R後は「今が一番バランス取れているんじゃないかな」。機力は完調ムードだ。2位の今井貴士はA1勝負駆けで勝率は6・18まで引き上げているが舟の向きはしっくり来ている。3位通過の上瀧和則はピット離れは強力で行き足も上位クラス。準優勝戦までに変わり身を見せたいのは、パンチがない動きが続いている谷津幸宏、長野壮志郎、金子拓矢、沖島広和ら。佐々木康幸は納得にはほど遠いが、どうにか中堅レベルに達してきた様子。ボーダーは6・20の長野道臣で6・00の今村暢孝が次点。今村は11Rの不良航法が痛恨だった。スタート事故は4Rで杉山太陽がF。松下一也は病気、石丸海渡は負傷のため帰郷。