「日刊スポーツ杯」は19日からの6日間シリーズ。20号機と55号機のWエース機など好素性機が多く投入されているため、いつも以上に機力の差が出てきそうだ。注目のエンジン抽選では、20号機は地元の百武翔、55号機は宇野博之が運良く射止めた。ともに前検で目立つ動きは見られなかったが、底力は十分で滑り出しから目が離せない。地元トップルーキーの常住蓮はしっかり結果を出して来月の72周年を迎えたいが、操る32号機は合って中堅程度でパンチ力に欠けているエンジン。前検のスタート特訓後は「確実にいいことはない」で弱めの部分を感じており先行きに不安あり。初日は4号艇で臨む8Rと絶好枠で登場する12Rドリームの2走。しっかり人気に応えるためにも、最低でもターン回りは整えておきたい。ドリームは船岡洋一郎、君島秀三、溝口海義也の動きが上々で波乱の要素を秘めている。