12R  優勝戦

6日間にわたって開催された「ヴィーナスシリーズ第8戦マクール杯」の優勝戦が7月12日に行われた。今節は強い追い風が吹く日が多くインは受難の大会となり、準優で唯一逃げ切ったのは得点率3位通過の堀之内紀代子。ポールポジションをゲットして2節連続Vに王手をかけた。2号艇には地元初Vを狙う小芦るり華。3号艇は大豆生田蒼。
優勝戦の追い風は5メートルとやや強めで枠なりスタート。インからコンマ09のいいスタートを決めた堀之内が1マークを先マイ。小芦も渾身の差しを入れたが、全体的に仕上がっていた堀之内が突き放して優勝。2番手は終始リードしていた小芦だが、最終マークでもつれて3着に。逆転の2着には4号艇の若狭奈美子が入った。
勝った堀之内は若松に続いて2節連続の優勝。通算では14回目のVとなった。表彰式では「自分に何が起きているかわからない（笑）」と突然の好調ぶりに戸惑っていたが破顔一笑。次節は7月16日からの宮島男女W優勝戦に出場する。