12R  優勝戦

地元勢集結の「お盆特選～がばい王者決定戦～」の優勝戦が8月15日に行われた。今節は峰竜太、宮地元輝、定松勇樹のSGウイナー不在のシリーズだったが、山田康二と常住蓮の師弟コンビが躍動。予選ラストで常住を逆転した山田がシリーズリーダーに立ち、優勝戦もポールポジション。2号艇に常住、3号艇に深川真二という内枠勢となった。
進入は深川と常住が入れ替わり132/456の隊形でスタートし、1コースの山田はコンマ15のスタート。5コースからコンマ09のトップスタートを決めた古賀繁輝が仕掛けていくもこれは攻めきれず。山田の逃げ切りかと思われた瞬間、6コースから鋭く差したのは緑のカポックの末永和也。山田との並走に持ち込んで2マークをきっちり旋回し、波乱演出のVゴールを駆け抜けた。
勝った末永は初日5着、6着だったうえに不良航法（減点10）を取られて絶体絶命の位置から予選を16位でクリアし、そして優勝とまさにミラクル。これで地元8連続優出、地元通算6Vと無類の強さを見せている。次節は8月26日からのびわこ一般戦を走り、記念SG戦線へと向かう。