6日間開催の「第9回サッポロビールカップ」は3月27日に最終日を迎えた。優勝戦の1号艇は奈須啓太。出足充実でVを狙うが、4号艇に西島義則、6号艇に今垣光太郎とコース争いから非常に興味の湧くファイナルとなった。
緩い追い風が吹くなか始まった本番は西島が2コースまで動いて、今垣は4コースのスローで折り合い1436/25の並び。インからコンマ11のトップスタートを切った奈須だが、隣の西島が遅れてカベがない状況。しかし、冷静に1マークをまわり、差してきた西島を抑えて押し切り。その後はリードを広げて優勝を飾った。
勝った奈須は出足を仕上げてことし初優勝。からつも初優勝。今後は4月2日から児島の一般戦に出場する。