2023年の最終決戦「九州スポーツ杯」は12月29日に優勝戦が行われた。中間整備で生まれ変わったモーターを上位の気配まで引き上げた渡辺浩司が1号艇で当地3連続優出。2号艇の太田和美も2連対率の低いモーターを立て直して優出を決めて内枠に人気が集まった。
進入に動きはなく123/456。インの渡辺はコンマ12の好スタートを切って先マイ態勢に入ったが、初動でバランスを崩してしまった。これが痛恨のミスとなり、冷静に差した太田が抜けだして優勝。渡辺は猛追するも2着だった。
勝った太田はFを切った直後の参戦だったが、18%のモーターを日に日に仕上げて今年初優勝を挙げた。2着の渡辺の29号機も中間整備で生まれ変わっており次節以降も注目しておきたい。