「第14回領巾振山つつじカップ」は準優制の5日間シリーズ。佐々木康幸、安河内将、今井貴士、松田大志郎、長野壮志郎、杉山裕也、金子拓矢、石丸海渡、村松修二と上位陣の層は厚い。今村暢孝と上瀧和則のコース取りに加えて、現役最年長の高塚清一(77歳)のレースぶりも見どころの一つ。主力の中で目立つ動きを見せる選手は不在だが、12Rのドリームで1号艇に起用されている石丸は、優勝こそないが伸びも来やすく調整の幅も広い38号機を味方に付けている。加えて平均スタートはコンマ11と飛び切り早くイン速攻で押し切る公算大。同レースは佐々木、金子の動きが微妙で、安河内が大外枠を克服して舟券に絡んでくるケースは十分にありそう。エース19号機は石岡将太、好素性24号機は小林京平がゲットしてともに機力手応えあり。高配の使者として目が離せない。前検1番時計は6秒59で杉山裕と安河内がマークした。