「日本財団会長杯ゴールデンウイーク唐津特選」の5日目はレースが進むに連れ向かい風が強まるコンディション。全レースが安定板装着で、コンディションが悪化した11R以降は周回展示1周、レースは2周に短縮された。そんな中で行われたセミファイナル、10Rは深川真二がイン速攻を決めて優出一番乗り。11Rは常住蓮が4カドまくりを決め、12Rはシリーズリーダーの末永和也が逃げ快勝した。優勝戦は、今年1月のルーキーシリーズ、3月のG1・71周年で地元2連覇中の末永が1号艇をゲット。周年同様に伸びに余裕ありの仕上がりでスタート集中からイン先マイを目指す。ライバルの動きも力強いが「逃げて地元3連覇をしたい」と意気込んでいる。深川、常住、定松はターン足も上々でバランス取れている。6号艇が決まった酒見峻介はチルト1に跳ね上げて伸び仕様の作戦。上野真之介は一人だけ気配イマイチで、転覆の影響にかかわらず「最初から何も良くない」。カドが見込める艇番ではあるが、存在感を示すためにも舟足に特徴を出したい。安河内将は負傷、関裕也は病気のため帰郷。