「日刊スポーツ杯」の予選3日目は地元トップルーキーの常住蓮が強力ピット離れを披露。まずは5号艇で臨んだ3Rで強力ピット離れを放ちインを奪取すると、しっかりトップスタートを踏み込み逃げ快勝。2号艇で臨んだ10Rは1号艇の大井清貴をピット離れであっさり交わして逃げ切った。出足、回り足、行き足の良さに加えて、ピット離れも万全に仕上がってきている。4勝、2着1本で戦線をリードしているが、追い上げも利くレース足で、このままトップの座を維持しそうだ。2位に付ける藤岡俊介は目立つ部分こそないが伸びもそれなりでバランスは取れている。3位の小林泰はレース足に関しては及第点を与えている。ボーダー付近で機力上々な選手を探すと、16位の嘉手苅徹哉は好バランスで舟足はトップクラス。1号艇残しの予選最終日は初の予選突破を目指す。20位の渡邉俊介は調整合えば特徴ある動きで、22位の大井清貴は出足の上積みに成功している。ともに順位を引き上げてベスト18入りを果たしてくる可能性は決して低くはない。