「日刊スポーツ杯」の4日目は予選最終日の攻防が展開された。軽快な出足と強力ピット離れを駆使して好レースを展開の常住蓮はイン逃げと4コース差しで勝利。2日目からは5連勝の快進撃で、6勝、2着1回のオール2連対でトップ通過を果たした。強めの追い風だとピット離れは思うほど出ないようだが、それでもアドバンテージはある。手前の足に関しては納得の仕上がりを見せている。連勝を飾った島川海輝は2位、2節連続V&当地連覇に挑んでいる藤岡俊介が3位に入り、常住とともに優勝戦の1号艇を獲得した。ボーダーは坂元浩仁の5・86で5・83の原村拓也が次点だった。5日目は準優勝戦がメインになるが、藤岡が逃げを目指す10Rは5号艇に今村暢孝が控えている。ベテランの前付け必至でイン争い大注目だが、攻めシャープな君島秀三、レース足を整えている溝口海義也、思い切りがいい加藤翔馬も控えており、狙い目が多い一戦となった。