「第６６回佐賀県選手権　唐津ぴ～ぷる杯」の初日は深川真二と武富智亮が連勝ゴール。前付け策の深川は差しと逃げを決め、インで速攻を決めた後半１１Ｒはターン回りの上積みが図れていた。狭いところをまくり差し決めた武富は「ターンの感じがいい」でグリップは整えている。Ｖ候補が激突の１２Ｒドリームは峰竜太が逃げ切って厚いに人気に応えた。舟足で上はいる様子だが、プロペラ調整をして及第点レベルには達している。ドリームは山田康二の猛追をかわして２着に入った上野真之介が評判の機力で、足を重視した調整で伸びは来ている。対照的に宮地元輝はスリット近辺で分が悪く、リング交換の整備を行った定松勇樹もしっくり来ていない。機力に手応えありは、上野、武富、山田、常住蓮、小野勇作、田中宏典、冨成謙児、小柳勝希ら。チルトを跳ね上げて舟券に貢献した杉山勝匡と重富伸也の足色は、杉山は伸びに手応えありだが重富の方は押し感も甘く「出足も伸びももう少し欲しい」。もっとも杉山は内枠の場合はバランスを取った調整でレースに臨む予定。