G3「第26回酒の聚楽太閤杯」が30日、開幕する。当地は仮設競技棟への移動に伴い、10月6日から2か月間の休催に入る。今節がその休催前最後の一節。初日メインのドリーム戦で1号艇を務めるのは地元の上野真之介。手にした4号機は前節優出し機力も上位の一角を形成していた一品。スタート特訓を終えた上野も大絶賛していただけに、Vロードを一気に突き進みそうだ。他のドリーム組では坪井康晴、池永太、長尾章平、白神優がそれぞれ中堅の域は確保できそうな様子。一方、行き足に課題を残した岡村仁は機力の底上げが急務だ。予選組では前節Vの15号機を獲得した竹之内極がパワフルな動きを披露。この15号機は、前操者の海野康志郎が「SSランク」とお墨付きを与えた代物なだけに、ドリーム組を脅かす台風の目となりそうだ。また、大須賀友、酒見峻介、馬野耀らも好感触を得た。前検一番時計は6秒69で、チルト3度の田中宏樹がマークした。