「G3第26回酒の聚楽太閤杯」の予選3日目は入海馨が逃げとまくりで連勝とハッスル。2日目まで連勝者は不在だったが、入海が好ファイトを披露して得点率を2位に押し上げてきた。トップに立つのは上野真之介でオール舟券の安定感。3位は池永太、4位は長尾章平で、大健闘の立具敬司が5位に続いている。上野は王道優勝に突き進んでいるが、エンジンの方はじわり下降気味で「前検が一番良かった」。前検はパワーがあるエンジンに手応え十分だったが、現状は中堅程度。連勝の入海の方は求めていたグリップ感も良化してバランス良くまとまってきた。池永は目立たずではあるが、長尾と立具は及第点レベルに達している。勝負駆けに目を向けると、15位タイの岡村仁は伸びが甘いままで、からつ連覇を目指している20位タイの白神優も中堅届かずで表情は厳しい。対照的に、18位タイの吉島祥之と山本稔太朗、20位タイの荒牧凪沙は特徴ある動きで、順位を引き上げてくる可能性は十分にある。堀越雄貴と藤森陸斗は負傷のため帰郷。