「G3第26回酒の聚楽太閤杯」は4日間の予選が終了してベスト18が決定した。上野真之介は予選ラストのレースを4着で、オール舟券は途切れてしまったが入海馨に逆転を許すことなくトップの座を守り切った。準優勝戦を1着でクリアすれば優勝戦の絶好枠獲得となるが、プロペラ調整に大苦戦で伸びは少し下がり気味。前検が良かっただけに、エンジンに力強さはありそう。少しでも特徴を出して押し切りたい。入海は伸び寄りではあるがバランス取れて上位の一角。3位に食い込んだ坪井康晴は欲しかったターン回りに押し感も出て、気持ち良く第二関門に臨める。ボーダーは高めの6.33で山本稔太朗が滑り込み、6.29の郷原章平が次点だった。準優勝戦は好枠組のイン戦を中心視するが、上野が登場の12Rは伸び強力な荒牧凪沙、ピット離れ仕様で臨む山本が控えていて波乱含み。三角哲男は病気のため帰郷。