新エンジン導入２節目の「第１６回虹の松原カップ」が１４日、開幕した。Ｖ候補が激突した１２Ｒドリームは飛田江己がイン逃げで勝利。前半は２着で連勝こそ逃したが、大町利克とともに２戦２連対にまとめた。飛田は伸びを意識するとスタート後にのぞき気味で、出足と回り足を求めるとしっかり手前の足に反応が出ている。今後も枠により調整を変えていくが、今年３回目の優勝へ視界は良好だ。大町は掛かりまずまずで操作性に及第点を与えている。白星発進の谷川祐一、黒柳浩孝、岩橋裕馬は、いずれも戦える足色に整えている。総体的には新エンジンと１節使ったものとでは足の差がある様子だが、今節が初使用の小坂宗司、横田貴満、乙藤智史、枝尾賢、岡村将也、三宅健太、浦田晃嗣らは回転の上がりが鈍く中堅まで達していない様子。変わり身が急がれる。前半１Ｒで負傷した村松栄太は負傷のため後半６Ｒを欠場（帰郷）。