「第１６回虹の松原カップ」は予選が終了して準優勝戦メンバーが確定した。２日目を終えた段階では飛田江己がトップに立っていたが、３日目の飛田は３着、４着で上位着なし。２走を１着、２着にまとめた重野哲之が逆転トップ通過を果たし、２位は飛田と同率ながら上位着差で上回った水摩敦が入った。上位３人の舟足に目を向けると、飛田は出足も伸びも少しずつ分が良く余裕あり。水摩は悪い部分がないのが特徴で、重野は中堅より少し上といった仕上がり。小宮涼雅は少し順位を下げて１２位ではあったが、デビュー４年目にして初めて予選をクリアした。ボーダーは中村有裕の５・８０で、５・６０の田川大貴が次点だった。初予選突破の小宮は４号艇で臨む１２Ｒで初優出を目指す。